評価

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基本情報

人数 2~4人
時間 90分
言語依存 平易な英語あり。アイコンで判別可能。
対象年齢 12歳以上
デザイナー Alex Rockwell
アートワーク Hans Janssen
Ariel Seoane
版元 / 販売元 Tasty Minstrel Games
Quined Games
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テーマ

Q.すっからかんだ! 私はなにをすれば良い?

A.借金して、収入をもたらす建物を買うのです。

「ホームステッダーズ」ルールブックFAQより
ホームステッダーズ(Homesteaders/第3版)のボックスアート
ホームステッダーズ(第3版)のボックスアート

「ホームステッダーズ」は、西部開拓時代の入植者となって、街を発展させていくボードゲームです。「ホームステッダー」と表記されることもあります。

ゲームは、全10ラウンドにわたっておこなわれます。ラウンドが進むにつれて、舞台は入植地(Settlement)から町(Town)になり、最終的には都市(City)の時代まで移ります。

ゲーム終了時までに、もっとも街の発展に貢献できた(つまり勝利点を獲得した)プレイヤーの勝ちです。

ルールの概要

ホームステッダーズ(Homesteaders)のプレイ風景
ホームステッダーズのプレイ風景

「ホームステッダーズ」は、自分の所有する建物を増やすことで、毎ラウンドの収入を改善していく拡大再生産のゲームです。

ただし、建物を建設できるかどうかは”競り”で争います。”競り”に負けたプレイヤーは、ちょっとした救済要素だけを受け取り、そのラウンドの建設をパスします。

ラウンドごとの”競り”に勝てるのは「プレイヤー人数から1を引いた人数」です。つまり、4人プレイなら3人まで、3人プレイなら2人まで、です。

また、ワーカー(労働者)の要素があるのも「ホームステッダーズ」の特徴です。

多くの建物は、ワーカーを置かないと効果を発揮しません。…が、ワーカーを雇うには資源が必要ですし、毎ラウンドの給与支払も発生します。

どんな建物を建て、どれだけワーカーを雇うかを考えながら、”競り”に資金をつぎ込んでいく「カツカツなプレイ感」の作品です。

権利書を競りで落札する

ホームステッダーズ(Homesteaders)のオークションボード
ホームステッダーズ(3人プレイ時)のオークションボード

ラウンドごとに、規定枚数の権利書(競りタイル)が公開されます。

各プレイヤーは、そのうち1枚に入札するか、パスするかを選びます。前述したように、落札できるのは「プレイヤー人数から1を引いた人数」なので、だれかがパスを選ぶまで競りは続きます。

入札額は、3ドル、4ドル、5ドル、6ドル、7ドル、9ドル、12ドル、16ドル、21ドル、と、あらかじめ段階が決められています。

値付け額が小さいうちは細かく刻んだ入札が可能ですが、過熱してくると、否が応でも、高額を競りにつぎ込まなくてはいけません。

資源を売買して資金を調達する

ホームステッダーズ(Homesteaders)の売買レート表
売買レート表

「ホームステッダーズ」には、木材・食料・鋼鉄・金塊・銅・家畜の6種類の資源があります。

基本的に、資源は建物の効果によって生み出されます。

…が、「交易チップ」を消費すれば、資源を売買している”市場”にアクセスできます。

”市場”での交換レートはタイルに示されており、木材や食料などは安く、家畜や金塊などは高いです。

”市場”システムのおかげで、ドルさえあれば足りない資源を買えますし、資源を売ることで”競り”に必要なドルを確保できます。(資源は、建築や雇用のコストとして必要です)

「交易チップ」がある限り、市場は何度でも利用できます。

このため「あの建物を建てるために、この資源を売って、売上金であの資源を買って…」というように、自転車操業を楽しめます(笑)

好きなときに何度でも借金できる

「借金チップ」を受け取って2ドル借りる

「ホームステッダーズ」には”競り”のあるゲームには珍しく”借金”のシステムがあります。プレイヤーは好きなときに、何回でも、銀行から2ドルを貸してもらえます。

ただし”借金”を1回するたびに「借金チップ」を受け取ります。

「借金チップ」は、ゲーム終了時にマイナス点になります。しかも「借金チップ」のマイナス点は、所持している枚数が多ければ多いほど、大きくなります。

1枚目の「借金チップ」はマイナス1点、2枚目はマイナス2点、3枚目はマイナス3点…というように、だんだんと減点は増えていくのです。(もし「借金チップ」が3枚の状態でゲームを終えた場合は、全部で「1+2+3=6点」のマイナスになります!)

ただ「借金チップ」は5ドルで返済できます。借りたときは2ドルだったので、3ドルの損失ですが、マイナス点になるよりはマシです!

”借金”を計画的に活用して、自分の生産システムが強くなるよう、上手に投資していきましょう!

ちなみに、各プレイヤーのドル、勝利点、「借金チップ」はついたての後ろ側に隠されています。足元を見られないように”競り”ではポーカーフェイスを保ちましょう(笑)

ホームステッダーズ(Homesteaders)のついたての内側
ついたての内側はふところ事情

Twitterのプレイ投稿

Twitterのプレイ投稿をご紹介します。「ホームステッダーズ」は国内外のボードゲーマーから根強い人気を持つ作品で、高評価ばかりです。

感想

重ゲーというよりは、どちらかというと中量級です。プレイ時間は2時間ぐらいですが、ルールはスッキリしています。

私は”競り”ゲームが苦手なのですが、この「ホームステッダーズ」は「このお金は、〇〇のために必要」という意味付けがしやすいので、好きです。無分別に入札しなくて済みます(笑)

ホームステッダーズ(Homesteaders)のコンポーネント
可愛いコンポーネントもお気に入り

また、ラウンドが「入植地」「町」「都市」のどの段階にあるのかで建設可能な建物が変わるのですが、「どの時代にどんな建物があるのか?」は初めからオープンになっているため、長期的な見通しで挑めるのも嬉しいです。

ちなみに、私が遊ぶときは 「部屋とボードゲームと私と酒と泪と男と女」というサイトで公開されているサプライボードを使っています。プレイアビリティが上がるのでおすすめです。

ホームステッダーズ(Homesteaders)のプレイ風景
サプライボードがあるとプレイしやすい

建物の組み合わせをいろいろ試せること、なにより、遊ぶ相手によって”競り”の相場観が変わることから、「ホームステッダーズ」のリプレイ性は高めだと思います。

購入できるお店は?

「ホームステッダーズ」は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。

ただし、Amazonは「10周年記念エディション」という豪華版で、駿河屋は1つ前の「第3版」です。(※この記事では「第3版」の内容物で紹介しています)

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