「パピー・ウィンチェスター」はどんなボードゲーム?|アークライト

西部の馬車ボードゲームの紹介
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基本情報

人数3~5人
時間40分
言語依存なし
対象年齢8歳以上
デザイナーJérémy Pinget
アートワークSylvain Aublin
版元 / 販売元Blue Orange
株式会社アークライト
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テーマ

パピー・ウィンチェスター 完全日本語版のボックスアート
出典:https://arclightgames.jp/

パピー・ウィンチェスターは、大富豪の遺産分割をテーマにした、競り系のボードゲームです。

ゲームは、パピー・ウィンチェスターという富豪が亡くなったところから始まります。ウィンチェスター氏は詐欺で財を成した人物で、財産の全貌を知っている者はだれもいませんでした。

ただ、彼は自分の富が家族に残されることだけを強く望んでいました。

プレイヤーたちは故人の親族として遺産相続の対象になっています。

相続するのは、牧場、森林、鉱山などが含まれている広大な土地です。土地には鉄道が走っており、また、川を下る船もあります。今後の人生を豊かにしてくれるのは間違いありません!

ただし、すべてを自分ひとりが相続できるわけではありません。有益な土地は、ほかの親族も欲しがっています。遺産は、結局のところ、分配されるのです…。

希望する土地を手に入れるためには、どうすれば良いのでしょう? そう、簡単です。お金で解決すればいいのです。

ルールの概要

パピー・ウィンチェスターのメインボード
出典:http://www.blueorangegames.eu/

パピー・ウィンチェスターは、とてもオーソドックスなオークションゲームです。

ゲームのメインボードは19の区画に分けられており、ラウンドごとに、ランダムに選ばれた1つの区画が競りの対象になります。

手番プレイヤーから順番に1,000ドル単位で入札額を宣言していき、パスを選んだプレイヤーはオークションから抜けます。最終的に残った1人が落札額を支払い、土地の相続人になります。

19番目の区画の相続人が決まった段階でゲームは終了し、ゲーム終了時にもっとも多額のお金を持っているプレイヤーが勝利します。

競りでお金を使うと財産が減るように思えますが、公開されている「目的カード」や、秘密裡に持っている「隠れた目的カード」、あるいは列車や船の移動によりもたらされる収入があるため、積極的に土地を競り落とすほうがゲームに有利になります。

(ゲーム終了時、相続した土地がもっとも多いとボーナスもあります)

競りに使ったお金は他プレイヤーに配られる

パピー・ウィンチェスターのコンポーネント
出典:http://www.blueorangegames.eu/

パピー・ウィンチェスターの競りの特徴的なところは、競りに使われたお金(落札時に支払ったお金)がほかのプレイヤーたちに分配されることです。

例えば、4人プレイのときに、自分がある区画を6,000ドルで競り落としたとしましょう。すると、自分以外の残りの3人は、支払われたお金を2,000ドルずつ受け取ります。

つまり、自分が支払った分だけ、ほかのプレイヤーは豊かになります。

ルール上、自分の所持金は隠しておくことになっていますが、ゲームで使用される総額は変わらないため、所持金が多いのか少ないのか、肌感覚で分かりやすい仕組みになっています。

ちなみに、落札額がプレイヤー数で割り切れない場合、余りのお金は、いったんメインボード上にストックされます。

ゲーム中に1回だけ「決闘」を申し込める

決闘のピストル
「決闘」で決めようじゃないか?

各プレイヤーは、ゲーム開始時に「決闘チップ」を受け取っており、ゲーム中に1度だけ、競りの最中に決闘を申し込めます。

決闘の条件は、競りの相手が残り1人だけであること、です。「決闘」には、競りを強制的に終了させる効力があります。

パピー・ウィンチェスターには、2枚1組の「決闘カード」が入っています。片方は勝利、もう一方は敗北のカードです。

決闘に参加するプレイヤーは、2枚の決闘カードのうち1枚を選び、公開します。勝利のカードを引いたプレイヤーは、そのタイミングまで値付けされていた金額を支払い、土地を獲得します。

「鉱山」と「牧場」は土地の価値が分からない

パピー・ウィンチェスターの競りを楽しくさせるのは「鉱山」と「牧場」の要素です。

この2種類の区画は、故人の財産のなかでも特に魅力的とされています。どちらも収益をもたらす施設なので、相続後にプレイヤーに利益(追加のお金の供給)を与えます。

が、実は手に入れるまで価値が分かりません。

「鉱山」はメインボード上に3ヶ所あり、「牧場」は1ヶ所だけあります。ただし、どちらも価値が0ドル、3,000ドル、5,000ドルのなかからランダムで決められています。(ゲーム開始時に裏向きのカードでセットされます)

「ウィンチェスター氏は、この鉱山で何か掘っていたらしい」「牧場が利益を上げていたらしい」という、何ともふわっとした情報で競りに挑むことになります(笑)

夢を買う、的な感じがあって、ゲームを愉快にしてくれます。

土地ごとに特殊トークンが置かれている

パピー・ウィンチェスター 完全日本語版のプレイ風景
出典:https://arclightgames.jp/

土地ごとに特殊トークンが設置されているのも、重要なポイントです。特殊トークンには、以下の3種類があり、セッティングの段階で公開されています。

  • 移動 ⇒ ボートか汽車を動かす。移動先の土地の所有者は銀行から追加のお金を受け取る。
  • サロン ⇒ ボード上にストックされていたお金を回収する。
  • 噂 ⇒ 好きなカードをこっそりと確認できる(鉱山、牧場、他プレイヤーの隠された目的)

特殊トークンは、土地を相続したプレイヤーが獲得でき、ゲーム中に使用できます。(使っても使わなくても良いです)

セッティング時に公開さる目的カードのなかには「すべての種類のトークンを所有する」や「同種のトークンを4枚所有する」などがあるので、達成のために我慢しておくことも重要です。

また、自分だけが持っている秘密の目的カードに「〇〇トークン1枚につき3,000ドル」のようなものがある場合もあります。

ある種のトークンの使用をこらえているプレイヤーがいると、もしかすると、その人には隠された目的があるのかもしれません(笑)

公式のプロモーション動画(英語)

版元のBlue Orange社のプロモーション動画を載せておきます。英語の動画ですが、なんとなくゲームのイメージをつかめるかと思います。

Twitterのプレイ投稿

Twitterのプレイ投稿をご紹介します。完全日本語版の発売直後なので、まだ国内で遊んでいる人は少ないですね。

立体的な汽車と船のコマが良い味を出しています!

購入できるお店は?

「パピー・ウィンチェスター 完全日本語版」は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。

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