評価

★ ★ ★ ★ ☆

基本情報

人数1-6人
時間45-60分
言語依存カードに3-5行の英文。難しい表現ではないが、秘匿情報にもなるので日本語化推奨。
デザイナーPeter McPherson
アートワークGong Studios
Matt Paquette
版元 / 販売元Alderac Entertainment Group
ケンビル
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BGGで開催されていた「Tiny Towns:Fortune」コンテストについてはこちら

テーマ

タイニータウン(Tiny Towns)のボックスアート
タイニータウン(Tiny Towns)のボックスアート

タイニータウンは、小さな動物たちの町づくりをテーマにしたボードゲームです。

ボックスアートに描かれているような、リスやカエル、小鳥といった弱い生き物たちは、捕食者から逃れるために、森のなかのわずかな土地で隠れて暮らしています。

プレイヤーは、そんな小さな街の市長になって、なるべく過ごしやすくなるよう奮闘するのです。

小さな小さな土地なので、手に入るものは何でも無駄にできません。木材、レンガ、ガラスなど、見つけた資源は余すところなく使うのです。

スペースが決まっているので、ときには、すでに建てた施設や集まった資源が邪魔になってしまうこともあります。計画的な街づくり、できますか?

ルールの概要

タイニータウン(Tiny Towns)プレイ序盤の様子
プレイ序盤の様子

タイニータウンで、各プレイヤーは4×4のマス目が描かれた土地を持っています。自分が市長を務める街で、最初は何もありません。

ゲームを通じて資源がひとつずつ置かれていき、ときにはそれを消費して建物に変えます。上記の画像のうち、キューブが資源で、右端のコマは建物です。

手番プレイヤーが選んだ資源を全員が受け取る

ビルダーマスターの証
ビルダーマスターの証

手番プレイヤーである「ビルダーマスター」が、5つの資源(木材・レンガ・石材・麦・ガラス)からひとつを宣言することでゲームは進みます。

すべてのプレイヤーは、宣言された資源を受け取り、自分の4×4のスペースに置きます。すでにほかの資源が置かれていたり、建物がある場所には置けません。

全員が資源を置いたら、次の手番プレイヤーがビルダーマスターになります。基本の流れはこれだけです。シンプル!

集まった資源を使って建物をつくる

タイニータウン(Tiny Towns)の建物カードとコマ
建物カードとコマ

テーブルの中央には、受け取る資源のほかに、これまた全員が共通して使う建物カードとコマがあります。

建物カードには、下記の画像のように「どの資源をどのような形で配置していれば建てられる」という条件が描かれています。

タイニータウン(Tiny Towns)の建物カード
建物カードの例

ボードの資源の並びが条件を満たしていれば、自分の好きなタイミングで建物に変換できます。カードの条件は「回転」したり、「反転」したりして一致した場合でもOKです。

5つ、6つ資源が必要な難易度高めの建物もあれば「木材の隣に石材」というラクラクで作れるものもあります。

建物カードは全部で25枚あり、1度のゲームで使うのは7枚だけです。組み合わせによって展開が大きく変わるので、繰り返し遊べます。

タイニータウン(Tiny Towns)プレイ中盤の様子
プレイ中盤の様子

どの建物を目指して資源を配置していくのか? がゲームの肝です。

いったん置いたキューブは動かせないですし、ほかのプレイヤーが欲しい資源を宣言してくれるとは限りません!

(というよりも「あの人、いま木材いらないだろうな」と考えて、あえて木材を宣言するという楽しさがビルダーマスターにはあります。楽しいです)

建物カードにはさまざまな効果が書かれています。多くは、ゲーム終了時の得点計算に影響を与えるものです。

ゲーム開始時に自分だけの建物カードも配られる

タイニータウン(Tiny Towns)の個別カード
ゲーム開始時に受け取るカード「記念碑」

全員が共通して使うもののほかに、ゲーム開始時には、各プレイヤー個別の建物カード「記念碑」がランダムに2枚配られます。

うち1枚を選んで、自分だけが使える建物として裏返しておきます。

この「記念碑」があるため、必然的にゲームの進め方はプレイヤーによって変わります。共通の建物と記念碑の組み合わせから、得点の伸びるルートを探しましょう!

ちなみに、海外版だとカードには英文が書かれています。秘匿情報なのでほかの人に確認できないため、事前に日本語化しておくか、日本語版を買うほうが良いでしょう。

街が完成したらゲーム終了

タイニータウン(Tiny Towns)ゲーム終了時の様子
ゲーム終了時の様子

4×4のマスがすべて埋まり、置かれてある資源を使っても建物にならない「手詰まり状態」になったら自分の街づくりは終了です。

ほかのプレイヤーの街が完成するまで、しばらく待機です。ゲームから抜けるので、マスタービルダーになることもなくなります。

出来上がった街を写真に撮ったりして、おとなしくしておきましょう。

建物にできなかった資源は-1点になります。建物カードごとの得点と合わせて計算シートに記入し、勝者を決めます。

バリアントルールとソロプレイルール有り

タイニータウンには、資源の取り方に変化をつけるバリアントルール「タウンホール」が用意されています。基本ルールにマンネリを感じたら、試してみると良いです。

また、1人でも遊べるようにソロプレイルールも備わっています。効率的に得点を伸ばすパズル系のボードゲームなので、ベストスコアを出す楽しさがあります。

Twitterのプレイ投稿

Twitterのプレイ投稿をご紹介します。多種多様な小さな街があります。なんといっても木製ゴマが可愛いですね。

カードの組み合わせによって得点方法が変わるので、完成したボードの画像だけでは上手い下手は分かりません!下手な出来栄えでも堂々とツイートしましょう!

感想

ルールを聞いただけだと「みんな似たような街になるのでは…?」と心配になりますが、遊んでみるとかなり違った結果になります。

全員が同じものを配置するけど完成系はまったく違うという意味では「カルバ」を彷彿とさせますね。

人数が少ないと読みあいの要素が強くなるし、5-6人で遊べば「ままならなさ」に翻弄される楽しさがあります。

ただ気がかりなのは「経験者と初プレイの人では明らかに差が生まれること」と「手詰まりになるとゲームから脱落すること」の2点です。

シンプルなルールと見た目の可愛さで非ゲーマーにも勧めたい作品ですが、きちんとフォローしないと楽しんでもらえないかもしれません。

記事では英語版の製品を遊んでいますが、現在はカードまで日本語化された「日本語版」が売られています。買うなら日本語版が絶対におすすめです。

駿河屋で購入する

ゲーム・古本・DVD・CD・トレカ・ボードゲームなどのサブカルやホビーを専門に扱っている通販サイトの駿河屋なら、定価よりも安くアナログゲームを買えること多いです。

「タイニータウン 日本語版」 の商品ページはこちら

駿河屋通販では、いまでは絶版になっていて購入できない中古品や、海外から直輸入された新作も扱っています。ボードゲームに興味がある人は、一度覗いてみると良いでしょう。

拡張セット「Tiny Towns:Fortune」コンテスト

「タイニータウン」の版元である Alderac Entertainment Group は、拡張セット「Tiny Towns:Fortune」の販売を記念して、Board Game Geek でコンテストを実施していました。

コンテスト期間は、2020年2月11日まででした。

正答者のなかから5名に 「Tiny Towns:Fortune」 がプレゼントされることになっています。

「Tiny Towns:Fortune」は、ゲームに「コイン」の要素を追加するセットです。「コイン」は、勝利点になったり、街づくりのミスから抜け出す手段になったりするようです。内容物のなかには、追加カードなどもあります。(カードやルールブックは英語表記です)

海外での発売は2月下旬を予定されています。ただ、日本語版を手掛けたケンビルが拡張セットを扱うかどうかは不明です。

Alderac Entertainment Group "Tiny Towns: Fortune" Contest
出典: https://boardgamegeek.com

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