評価
★ ★ ★ ☆ ☆
基本情報
人数 | 2-4人 |
---|---|
時間 | 30-45分 |
言語依存 | なし |
デザイナー | Stefano Castelli Andrea Crespi Lorenzo Silva |
アートワーク | Giulia Ghigini |
版元 / 販売元 | Horrible Games ホビージャパン 他 |
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テーマ
ポーション・エクスプロージョンは、魔法薬の生成をテーマにしたボードゲームです。プレイヤーは魔法学校の生徒になって、魔法薬学の期末テストに挑みます。
教授は言います。ーー「発明は爆発です!」
そうです。魔法薬を手っ取り早くつくるには、ユニコーンやドラゴンから採取した貴重な材料をぶつけ合い、爆発させることが一番良いのです。
自分で作った薬品なら、テスト中に飲んでハイになってもいっこうに構いません。とにかく優秀な成績を残せば良いのですから!
ルールの概要
ポーション・エクスプロージョンでは、箱型の立体コンポーネントから魔法薬の材料(ビー玉)を取っていくことでゲームが進みます。
材料は全部で4色あり「ユニコーンの涙」とか「オーガの鼻水」といったたいそうな名前がついています。(テストのためにユニコーンを泣かせすぎじゃない? というのは個人の感想です)
箱状の立体コンポーネントには斜めになったスリットがあり、材料(ビー玉)が転がって出てくるようになっています。
パッと見でゲーム性が分かりますね。そうです、落ちもの連鎖系のゲームです。
手番では、スリットに並んでいるなかから材料を1つを選んで抜き取り、手元に置きます。
同じ材料がぶつかり合うと爆発が起きる
手番でビー玉を抜いたあとに、例えば「赤と赤」「青と青」というように同色の材料がぶつかると、爆発 (エクスプロージョン) が起こります。爆発こそ、このゲームのメインテーマです。
爆発した色のビー玉のかたまりは、ボーナス材料として手番プレイヤーのものになります。
例えば「赤・黒・赤・赤」という並びのときに「黒」を抜けば、ぶつかり合った3つの「赤」のビー玉もすべて手に入るのです。
爆発は連鎖する
爆発が起きるのは手番に一度だけとは限りません。同色のビー玉がぶつかり合うたびに、材料は何度でも爆発します。
例えば「赤・黒・黄・黒・赤」などの並びのときに、真ん中の「黄」を抜けば、「黒と黒の爆発」に続いて「赤と赤の爆発」が引き起こされます。
結果的に、全部で3色5つの材料がGetできるのです!うまく連鎖を引き起こせるポイントをねらい打ちましょう!
フレスコの材料を満たせば魔法薬が完成する
魔法薬はフレスコで作ります。フレスコには上記の画像のように色が描かれていて、ビー玉を置けるように穴も空いています。
必要な色のビー玉を手に入れた場合、画像のようにフレスコの穴に乗せます。材料がすべて揃えば魔法薬の完成です。
作った魔法薬を飲むと特殊効果が使える
完成した魔法薬は、ゲーム終了時の得点になるだけでなく、ゲーム中に使用できる特殊アイテムも兼ねています。
手番プレイヤーは、フリーアクションとして手持ちの魔法薬を使えます。飲み干した薬品は使用済みであることが分かるよう、上記の画像のように口を下に向けます。
それぞれの魔法薬には「列の最下段にある異なる色の材料を取る」とか「相手のストックしているビー玉をすべて奪う」といった強力な能力が秘められています。
使用していようと未使用でいようと、ゲーム終了時の得点は変わりません。より効率よく材料を手に入れるために、むしろ景気よく飲んでいきましょう!
Twitterのプレイ投稿
Twitterのプレイ投稿をご紹介します。連鎖を狙うというゲーム性なので、人によっては悩んでしまって手番に時間がかかることもあるようですね。
ポーションエクスプロージョン
— たなぼたa.k.a健全 (@DT_nbt) 2019年6月2日
ファンシーなコンポーネントながら意外と頭使うゲーム pic.twitter.com/TYAbMMQJBO
【ボドゲオフ 番外編】3戦目 ポーションエクスプロージョン
— とっきゃー@文鳥様万歳! (@mltokky) 2019年6月22日
教授がいなければ卒業ができない僕らの最終試験。
どこを引っこ抜くかを考えるのに時間かかるんですよねー。 pic.twitter.com/YMrgUGNHxs
ポーションエクスプロージョン。多人数向けのパーティーゲームかなと思ってたらパズル要素もあって結構考えるゲーム。ファイブトライブスみたいに手番が回ってくるまで戦略が立てられないので、ダウンタイム考えるとむしろ2人がいいのかも知れない#二人でも楽しいボドゲ pic.twitter.com/2ICLbmJkdg
— とりっくま (@trick_kuma) 2019年5月5日
感想
パッと見でゲーム性が分かるのがポーション・エクスプロージョンの大きな魅力です。この明快さはなかなかないので、ぜひ一度は遊んでもらいたいゲームです。
案外、2人プレイがおすすめです。どうやら「手番を待っているうちにビー玉の並びが変わってしまうので、計画が立てにくい」というのが長考の原因になっていそうなので!
また、4人フルで遊ぶと、そもそもビー玉の数が少なくなってしまい、あまり連鎖が続かないというデメリットもあります。
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