コロナ禍の現代において、どのようにボードゲーム会を開催すべきか、まとめました。ボードゲームカフェにも活用できる内容かと思います。
新型コロナに対するリスク管理は主催者・参加者ともに自己責任ですが、それでも「対面でボードゲームを遊びたい!」と強い欲求に駆られているボードゲーマーは多いです。(私を含めて)
ボドゲ会を開いていた過去から、現実的な範囲で取り組むべき対策を書いていきます。とくに感染者数が多い都市部のボードゲーム会・ボドゲカフェは、参考にしてください。
ボードゲーム会でのコロナ対策
コロナ禍におけるボードゲーム会で抑えるべき対策ポイントは、主に以下の5点です。
- オープン会よりクローズ会が望ましい
- 主催は参加者の連絡先を控える
- マスク着用、体温確認、アルコール消毒を徹底する
- 会場内の換気を徹底する
- 使用するテーブルを1つずつ空ける
それぞれ、個別に解説していきます。
オープン会よりクローズ会が望ましい
新型コロナウイルスが猛威を振るっている現在、ボードゲーム会を開くならば「オープン会」よりも「クローズ会」が望ましいです。
「オープン会」とは、誰でも自由に参加できるボードゲーム会のことです。平時のボードゲーム会では、オープン会スタイルを取るケースが多いです。SNSを中心に広く参加者を募るため、常連もいれば、初めて会に参加する人もいます。
もう一方の「クローズ会」は、主催者が声をかけた特定の人だけで集まるゲーム会です。
コロナ禍のなかではクローズ会のほうが望ましい理由は「参加者を調整できること」と「参加者同士にある程度の信頼感がもてること」の2つがあります。
参加者を調整できれば、不用意に人数が増える心配がありません。また、参加者同士に信頼感があれば、各々の感染対策にも安心できます。
主催は参加者の連絡先を控える
ボードゲーム会の主催者は、参加者の氏名(本名)と電話番号を控えるべきです。万が一、感染者が出たときに連絡を取れる必要があります。
従来のボードゲーム会は、ハンドルネーム(仮名)で参加するケースが多かったですが、コロナ禍では、少なくとも主催は全員の連絡先を抑えておきましょう。(ゲームを遊んでいるあいだはハンドルネームでやり取りして構いませんが)
控えるべき連絡先の範囲は、本名と電話番号だけで十分です。住所や勤務先を抑える必要はないですし、反対に「Twitterのアカウントを知っているから…」では足りません。
この点については、参加者のほうでも承諾すべきです。また、協力できないのであれば参加すべきではありません。
氏名と電話番号は、事前にメールやLINEを使ってやり取りするのが望ましいです。個人情報なので、会場の受付で記入してもらうのは、抵抗がある人が多いです。
マスク着用、体温確認、アルコール消毒を徹底する
ボードゲーム会では、マスク着用、体温確認、アルコール消毒を徹底しましょう。
とくに、マスクを着けていない人は入室を拒否するレベルの対策が必要です。
また、非接触タイプの体温計や、アルコール噴霧器を会場に設置していれば、よりスムーズにゲーム会を進められます。
会場内の換気を徹底する
会場内の換気を徹底することで、感染リスクを下げられます。
厚生労働省の公表している「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法によると、
- 換気回数を毎時2回以上(30分に1回以上、数分間程度、窓を全開にする)
- 空気の流れを作るため、複数の窓がある場合、二方向の壁の窓を解放すること。窓が1つしかない場合は、ドアを開けること
の2点が、換気の方法として望ましいとされています。もちろん、換気扇は常に動かし続けましょう。
使用するテーブルを1つずつ空ける
会場内に設置されてあるテーブルを1つおきに使うことで、参加者同士の距離を自然と保てるようになります。都内の飲食店を中心に採用されている方法です。
新型コロナの感染対策には、他人との距離を「なるべく2メートル、最低1メートル以上空けるべき」とされています。
ただし、同じボードゲームで遊ぶ以上、プレイヤー同士が2メートルずつ離れるのは非現実的です。代替案として、隣のグループとの間隔を空けることで、密集を避けましょう。
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