基本情報
人数 | 3~7人 |
---|---|
時間 | 約15分 |
言語依存 | なし |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Cédric Lefebvre Christophe Raimbault |
アートワーク | Jordi Valbuena |
版元 / 販売元 | Ludonaute ホビージャパン |
BGGのページはこちら |
ゲームの概要
「コルト・スーパー・エクスプレス」は、アメリカ西部開拓時代の列車強盗をテーマにした、手軽なカードゲームです。
「ドイツ年間ゲーム大賞2015大賞」や「第10回スペイン年間ゲーム大賞」などを受賞した傑作ボードゲーム「コルト・エクスプレス」の要素がギュッと凝縮され、もっと手軽に遊べるカードゲームになりました。
プレイヤーたちは強盗となり、アメリカを横断するユニオン・パシフィック鉄道を襲っているところです!
汽車に乗り込んだところ、保安官の姿は見当たりません。
ほかの同業者が、数名、同じ思惑で乗り込んでいるようですが、やっかいな保安官がいないなら、ちょろい仕事になりそうです。
しかし……なんと、異変に気が付いた車掌が客車を切り離し始めました!
汽車から降ろされないように先頭車両に行きたいところですが、コレは、ほかの盗賊たちを蹴落とし、略奪品を独り占めにするチャンスでもあります!
車内を駆け抜け、転び、ピストルを撃ち、屋根によじ登る、ドタバタ活劇の始まりです!
生き残りをかけた銃撃戦!
「コルト・スーパー・エクスプレス」は、生き残りをかけた、脱落タイプのカードゲームです。
ゲームの大きな特徴は、ラウンドの最後に、一番後ろの車両が切り離されて、そこにいたプレイヤーが脱落してしまうルールです。(もともとの「コルト・エクスプレス」にはありませんでした)
当然、最後まで汽車に残っていたプレイヤーが勝者です。
しかし、実は【車両が切り離されたときに、もっとも後方にいたプレイヤーは略奪品を得る】というルールもあります。
略奪品には金額が描かれており、"引き分け"になったときに重要になります。
もしも、客車がすべてなくなった(先頭の機関室だけになった)という最終局面でも、複数のプレイヤーが残っていた場合は、もっとも高い金額の略奪品を持っているプレイヤーが勝利します。
このため「後方車両に残って略奪品を狙う」「ピストルで対戦相手を足止めする」「とにかく先頭車両を目指す」といった思惑が交差するゲーム性になっています。
自分の行動をあらかじめ3つ決める
「コルト・スーパー・エクスプレス」では、各ラウンドの初めに、自分の行動を3つ決定します。
行動の内容は、どのプレイヤーも同じで、以下の4種類から選びます。
- キャラクターの向きを変える
- 屋根に昇り降りする
- 前方の車両に移動する
- 銃を撃つ
各プレイヤーは、それぞれの行動に対応するカードを1枚ずつ持っており、そのうち3枚を選びます。
選んだカードは、このラウンドの行動予定として、裏向きに重ねます。
ラウンドが始まると、スタートプレイヤーから順番に、1枚目のカードを実行します。全員が1枚目のアクションを終えたら、次は2枚目、と続きます。
ラウンドの途中で、キャラクターの行動を変更することはできません!
初めに3つの行動を決めてしまうので、ほかのプレイヤーの動きによっては、後半のアクションが上手くいかないこともあります。(銃撃したのに対象がいない、など)
また、カードは1枚ずつなので、不測の事態に備えて、同じ行動を2回することもできません!
銃撃を受けると転倒する!
ラウンド中、ほかのプレイヤーから銃撃されてしまうと、キャラクターが転倒します!
転倒したキャラクターは、次のアクションが「起き上がる」に強制変更されます!
移動したり、屋根に昇ったりと計画していたことがすべて台無しになるので、転倒のもたらす被害はかなり大きいことでしょう。
2枚の拡張カードが同封されている
「コルト・スーパー・エクスプレス 日本語版」には、拡張用の2枚の追加カードが入っています。
- 反射行動 ⇒ キャラクターが転倒している場合は、起き上がって銃撃する。転倒していない場合は、転倒する。
- 馬で移動 ⇒ 先頭車両に前方を向いた状態で移動する。もしも同じラウンド内で汽車から落ちていた場合でも、間一髪で助かり、先頭車両に移動する。
上記の拡張カードは、基本ゲームの4枚に加えて、ラウンド内の選択肢を増やします。選ぶカードは3枚のままです。
どちらか一方だけ加えることもできますし、両方を同時に入れることも可能です。
アクション内容を見ただけだと、その場でドタバタする「反射行動」は、コメディ感が強くて楽しそうですね(笑)
購入できるお店は?
「コルト・スーパー・エクスプレス 日本語版」は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。
コメントする