評価
★ ★ ★ ☆ ☆
基本情報
人数 | 1~6人 |
---|---|
時間 | 30分 |
言語依存 | 和訳シールを貼っておくとスムースに遊べる |
デザイナー | Tony Miller John Prather |
アートワーク | Katie Khau Beth Sobel |
版元 / 販売元 | Weird Giraffe Games |
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テーマ
火事になった図書館から本を救出するゲームです。
より勇敢に炎のなかに飛び込んだり、より価値の高い書物を救出したりすれば、得点が伸びます。
ただし、勇気と無謀は違います。
引き際を間違えてやみくもに突っ走ってしまうと、獲得した本を落としてしまうどころか、火の回りを早めてしまうことに。
ルールの概要
基本的なルールは、巾着袋からキューブを引いていくチキンレースです。チーキーモンキーを想像すると分かりやすいです。
炎を表す赤色のキューブを規定数引いてしまうと手番失敗!
炎にやられずに、ほかの色のキューブ(書物)を持って帰れば得点になります。
成功/失敗すると、次のプレイヤーに手番を交代。キューブは全部袋のなかに戻ります。
もしも失敗で交代したならば、図書館の状況を表す中央のカードがめくられ、延焼が進みます。場合によっては袋に炎キューブが追加されます。
また、各自にはランダムに2枚ずつ道具カードが配られています。
この道具カードは、バケツ、手袋、リュック、斧など様々で、炎キューブを1回キャンセルできたり、他人にキューブを押し付けたりできます。
ルール説明の際には、どんなカードがあるのかざっくりと紹介しておくと良いでしょう。
1ラウンドが終わると、得点の進み具合で次ラウンドの準備をします。得点が高いプレイヤーほど次のラウンドの難易度が高くなります。
実はこのゲーム、何手番なのかによってアウトになる炎キューブの数が変動するのです。点数の低い人は救出に成功しやすくなります。
ただし、難しい手番の人ほど、もしも書物の救出に成功したときには高得点に繋がりやすい仕組みにもなっています!
ハンディキャップのつけ方に嫌味がないのが良いです。勝ってても負けてても、楽しくチキンレースに参加できます。
Twitterのプレイ投稿
Twitterのプレイ投稿は、まだ海外のものばかりです。テーマが「図書館」だからか、どことなくおしゃれな雰囲気があります。
I finally got Fire in the Library to the table. What a great game! Can't wait to play it again and try some of the variants. @EFGaming @WeirdGiraffes #Kickstarter pic.twitter.com/6uhK8gxpZ4
— Linda W (@moms_stories) 2019年5月25日
Fire in the Library by ... fire light. #bgg pic.twitter.com/OUX2cODAvf
— Eric Austin Lee (@ericaustinlee) 2019年5月28日
Finally opened up Fire in the Library 🔥 📚 by @beardedrogue @WeirdGiraffes @beth_sobel and had a blast! Played 4 games in a row, and looking forward to introducing our 10yo to it. pic.twitter.com/G4vF7DTh8R
— Garret-Tricorn Games (@TricornGames) 2019年6月16日
感想
無名のデザイナー、無名のパブリッシャーが2019年に発表した作品で、2019年6月時点ではまだ日本語版の発売はありません。
国内で購入するのは難しいでしょう。
システム自体は簡単なチキンレースなので、誰でも盛り上がれます。巾着袋からキューブを引いてくるのはワクワクです。
テーマが知的なので、女性相手に出しやすいのも魅力の1つです。 インスト5分、プレイ時間は30分ほどなので、アナログゲームの入り口として良さそうです。
ただ、欠点として、得点ボードが箱裏に描かれていて、使い勝手が悪いです。新興のパブリッシャーなので、今後発表するゲームでは改善されていて欲しいところですね。
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