基本情報
人数 | 1~4人 |
---|---|
時間 | 90分 |
言語依存 | 日本語版が望ましい |
対象年齢 | 14歳以上 |
デザイナー | Mauro Chiabotto |
アートワーク | 不明 |
版元 / 販売元 | Pendragon アークライト |
BGGのページはこちら |
ゲームの概要
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」は、気候変動で極寒になった終末世界を舞台にしたボードゲームです。
先の大戦によってもたらされた放射能の塵が、北の国々を凍り付かせました。数少ない生存者たちは氷の地獄で生きながらえています。ただし、物資は枯渇しています。脱出しようにも、南部の国は遠すぎて、旅は非現実的です。
もうすぐ冬が訪れます。このままでは、全員、凍死することになるでしょう…。そのとき、聞き取りづらい音声がラジオから流れてきました。
「最後の砕氷船オーロラ号が生存者を探して海岸沿いを巡航している」――
砕氷船オーロラ号が出立する前に停泊地まで行き、氷の世界から脱出しましょう!
終末世界のサバイバルレースゲーム!
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」のゲームの根幹は、サバイバルレースです!
希望の船であるオーロラ号は、ラウンドが進むたびにメインボード上を1マスずつ前進します。この船が特定のマスまで進んでしまうと、救出は失敗に終わり、生存者たちは絶望の冬を迎えることになります。
ゲームが終了するタイミングは「誰かがオーロラ号の係留地に到着する」あるいは「オーロラ号が特定のマスまで移動してしまう」の2通りです。
到着順位ではなく「名声点」で勝者を決める
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」の勝者は、オーロラ号への到達順ではなく、ゲーム中に獲得した「名声点」で決定します。
もちろん、真っ先にオーロラ号に到着できたプレイヤーは有利になりますが、それだけでは勝者にはなれません!
なぜなら「ラストオーロラ」は生存競争のゲームだからです。生存者たちの行く手には、野党や獣、災害といった危険が待ち受けています。
どのようにレースを進めるか?リスクを避ける安全なルートを取るか?危険を冒して資源を求めるか?リーダーの決断が「名声点」に影響を与えます。
トラックを改造してチームを強化する
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」の大きな特徴は、ゲームを通じて、自分の使うトラックを改造していく点です。
火器を整え、収納スペースを改良し、速度をいじって、自分だけのマッドな改造トラックを作れます!
また、道中で新たなサバイバー(生存者)を獲得し、チームを強化していく要素もあります!
弾薬、食料、燃料を確保してサバイバルレースを生き抜くために、さまざまなチーム編成を試みましょう!
ルールはかなり複雑
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」の欠点は、ルールがかなり複雑なことです。この記事を書くために、2度ほど英語のルールブックを読んでみましたが、細かいところが頭に入ってきませんでした…。(すみません…)
おそらく、商品を目の前に広げ、実際に動かしながらルールブックを読まないと理解は難しそうです。
「手番順が可変になっている」「カードや資源をかなり動かす」といった要素があり、ある程度はゲームに慣れた人向けの作品だと思います。
上記の画像は、ドイツの「ESSEN SPIEL ‘19」で試遊されていたときのものですね。ボードが未完成なようですが、ゲーマーっぽい風貌の人たちが熱心にプレイしています。
「ソロプレイ用」や「対人モード」のルール同梱
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~ 完全日本語版」には、ソロプレイ用と対人モード用の追加ルールが同梱されています!
コロナの影響でなかなか集まれない現状では、ソロプレイできるのがとくに嬉しいですね。
「対人モード」は、殺伐レベルが上がったモードとのことです!(笑)
公式のプロモーション動画
版元のPendragon社によるプロモーション動画をご紹介します。(※英語)
世界観の映像と、ゲームの大雑把な流れが紹介されています。
海外では、実は「ラストオーロラ」の拡張セットの発売も決まっています。「プロジェクト:アテナ」というタイトルで、極寒の世界の引き金になった装置を扱っているようです。
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」の売れ行きが良かったら、拡張セットの日本語版も出るかもしれないですね!(根拠はないです!)
購入できるお店は?
「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」は、Amazon・楽天市場・駿河屋で購入できます。
コメントする