基本情報
人数 | 2人 |
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時間 | 約30分 |
言語依存 | なし |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Uwe Rosenberg |
アートワーク | Klemens Franz Rex Lee Gru Tsow |
版元 / 販売元 | Lookout Games ホビージャパン |
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ゲームの概要
「パッチワーク」は、布切れを集めながら綺麗なパッチワークキルトを作っていくことを目指す2人用のボードゲームです。
プレイヤーはお互いに9×9マスの個人ボードを持っており、この上に布地タイルをあてがって、きれいなパッチワークを作っていきます。
まるで「テトリス」のようなプレイ風景で、やはり、隙間なく個人ボードを埋められたほうがゲームには有利になります。
隙間が空いて、まるで虫食い状態に見えるキルトの価値が低いのは、当然ですね(笑)
個人ボードに配置していく布は、テーブルの中央から取ってきます。ただし、もちろん自由に取れるわけではありません。
布タイルは、テーブルの中央に、ぐるりと円形にセッティングされています。そして、たった1つの共通の駒。
手番では、共通の駒を最大3マスまで動かすことで、獲得したい布地タイルを選べます。コストを支払い、個人ボードに配置して、パッチワークキルトを大きくしましょう。
自分の欲しい形の布地タイルまで進めたいのはやまやまです。しかし、共通の駒を動かしていることを忘れてはいけません!
自分が移動させたことによって、相手プレイヤーが、実は良い状況になっているかもしれません!
また、布地タイルにはコストがあります。タイルを獲得するときには「ボタン」を支払い、自分の「時間」を進めなくてはなりません。このリソースマネジメントがとても重要なゲームです。(ボタンの獲得方法は割愛)
しかも「パッチワーク」は、時間が遅れている人が手番プレイヤーになる、という変則的な手番順ルールを採用しています。
欲しい形のタイルを得るために多くの「時間」を使った場合、相手プレイヤーが連続して手番を実行する可能性もあります!
共有の場だけでなく、互いの個人ボードを見ながら「あれを欲しがっているんじゃない?」「ここでこうすれば連続手番になるのでは!」と戦略を練りましょう!
デザイナーは「アグリコラ」のウヴェ・ローゼンベルグ氏
「パッチワーク」のゲームデザイナーは「アグリコラ」などの重量級ゲームで知られる、ウヴェ・ローゼンベルグさんです。
この「パッチワーク」は、ウヴェさんの作るゲームのなかでは珍しく、プレイ時間が30分と短いです。それでいて、濃密なかけひきを楽しめるため、幅広い層に人気があります。
「パッチワーク:冬の贈り物」は特別エディション
「パッチワーク:冬の贈り物」は「パッチワーク」の特別エディションです。もともとは2014年に発売された作品ですが「パッチワーク:冬の贈り物」となって、装いも新たに帰ってきました!
ルール自体は従来と変わらず、コンポーネントだけが冬仕様に変わっています。独立した商品なので、当然、もとの「パッチワーク」がなくても遊べます!
個人的には「冬の贈り物」のほうが、タイルやボードのすべてにあたたかみがあって、よりいっそう素敵な印象です。しかも、パッチタイルを模したクッキー型も同梱されています!
購入できるお店は?
「パッチワーク:冬の贈り物」は、Amazon・楽天市場・駿河屋で購入できます。
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