「プント 完全日本語版」ってどんなボードゲーム?|アークライト

チェックマークボードゲームの紹介

基本情報

人数2~4人
時間20分
言語依存なし
対象年齢7歳以上
デザイナーBernhard Weber
版元 / 販売元Game Factory
アークライト
BGGのページはこちら

アークライトの新作「プント 完全日本語版」について、どんなボードゲームなのか、購入できるお店はどこか、調べてみました。

ゲームの概要

「プント 点を並べるだけのカンタンな勝負!  完全日本語版」のボックスアート
出典:https://arclightgames.jp/

「プント」は、カードをめくって場に出すだけというシンプル極まりないルールのボードゲームです。

ゲームの目的は、自分の担当しているカラーを、たて・横・ななめのいずれかの向きで、一定枚数、一列に並べること。いわゆる「五目並べ」です。

プレイヤー人数に合わせた目標枚数(2人プレイなら5枚、3or4人プレイなら4枚)を並べたら、まずは1ゲーム獲得。

ちょっとしたハンデを受けて、さらに2ゲーム目を獲得すると、勝利です!

「五目並べ」とどう違うのか?

※アークライト版の画像がほとんどないので、以下、海外版の画像を載せています。

プント(punto)の商品イメージ
出典:https://www.gamefactory-spiele.com/

「プント」の勝利条件は、いわゆる「五目並べ」(あるいは「四目並べ」)と同じです。ただ「プント」は、1~9個の点で表された数の概念を取り入れることで独自のゲーム性を打ち出しています。

数字が大きいカードで上書きできる

「プント」では、1~9の点が描かれた四角いカードを使用します。

手番では、自分の担当色で作られたデッキの1番上をめくって、共通の場に出すのですが、このとき、描かれている点の数が上回っていれば、場のカードを上書きできます。

上書きの際に色は問いません。このため、相手の連続をつぶし、自分の担当カラーを伸ばせます。

プント(punto)のプレイ風景
出典:https://www.gamefactory-spiele.com/

場の「1」がゲーム終了時まで生き残っていることはほとんどないでしょうし、反対に「9」は決して上書きされない最強のカードとしてプレイできます。

1色につき1~9のカードが2枚ずつある

2つ目のポイントは、同じカードが2枚ずつあることです。

ゲーム開始時、それぞれのプレイヤーは、担当するカラーのカードをすべて受け取ります。受け取ったカードはシャッフルされて、手番でめくるデッキになります。

一見すると強い数字のカードを引けるかどうか、完全に【運】に左右されるゲームに思えますが、むしろ、すべてが2枚ずつあるため【確率】が意識されそうです。

弱いカードばかり引いているプレイヤーは、次の手番に大きな数字を出す可能性が高いでしょう。しかし、一度「1」を出したからといって、また同じカードを引かないとも限りません!

シンプルなルールで、意外な駆け引きを楽しめそうです。

(※ちなみに、1ゲーム獲得した人は、強いカードを1枚取り除いた状態で次戦以降を戦うルールになっています)

配置できるエリアは6×6に限定されている

「プント」では、カードを出せるエリアは6×6のスペースに限定されています。

このため、弱いカードを単純に広く並べて勝利を狙うのは、難しいです。

ちなみに、新たにカードを配置するときのルールは「すでにあるカードに隣接すること(ななめ含む)」です。

もしも「6×6が埋まっていて、めくったカードで上書きもできない」あるいは「そもそも、めくるカードが残っていなくて手番を実行できない」という状態になった場合、ゲームは強制的に終了します。

その時点で、条件より1つ少ない連続(2人プレイなら4列、3or4人プレイなら3列)がもっとも多いプレイヤーの勝利です。

※上記の例外処理はルールブックにさらっと書かれていますが、実は「プント」の重要なポイントな気がします。強制終了を狙ったテクニカルな戦略もありそうです。

4人プレイならペア戦のルールも

4人で「プント」を遊ぶ場合、通常のルールとは違う【ペア戦ルール】を楽しむこともできます。

向かい側に座ったプレイヤーがチームメイトです。

2色のカードを混ぜ合わせたデッキを半分にして、互いに使います。

どちらのデッキにどんなカードが入っているのか分からない状態でゲームが進むので、より危ういバランス感覚を楽しめそうです(笑)

(ちなみに、3人プレイの場合は中立色が混じったデッキを使用し、2人プレイの場合は互いに2カラー担当で遊びます)

公式のプロモーション動画(ドイツ語)

版元のGame Factory社のプロモーション動画を載せておきます。

ドイツ語なので書いてある文字はさっぱりですが、ゲームの流れを視覚的にイメージできると思います。

Twitterのプレイ投稿

Twitterのプレイ投稿をご紹介します。

日本語版が発売したばかりなので海外のツイートしかありませんが「興味深い」「中毒性がある」などのコメントが見られます。

あと、小さな缶のパッケージが可愛らしいですね。(日本語版も缶なのでしょうか…?)

購入できるお店は?

「プント 完全日本語版」(2020年6月4日発売)は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。

駿河屋通販でタイムセール実施中!
ボードゲームが最大40%オフ!

コメントする

新作ボードゲーム|注目ランキング

ネメシス 日本語版
ネメシス 日本語版

「ネメシス」は、エイリアンの侵入した宇宙船を舞台にした、半協力型のボードゲームです。SFパニックホラーの傑作映画「エイリアン」シリーズの世界観をそっくりそのままボードゲームに再現した作品ともいえます。

アルナックの失われし遺跡 日本語版
アルナックの失われし遺跡 日本語版

「アルナックの失われた遺跡」は、無人島を探検して、未知の遺跡の謎を探るボードゲームです。

バロニィ:スペシャルボックス 日本語版
バロニィ:スペシャルボックス 日本語版

「バロニィ」は「宝石の煌き」でおなじみのマーク・アンドレ氏が手掛けた傑作陣取りゲームです。「バロニィ:スペシャルボックス」には、拡張セットの「ソーサリー」が同梱されています。

アルマ・マータ ~我らが母校~ 完全日本語版
アルマ・マータ ~我らが母校~ 完全日本語版

「アルマ・マータ」は、初期ルネサンスの大学の振興をテーマにしたボードゲームです。「コインブラ」や「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」で知られるデザイナーチームの新作です!

アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド Vol.1
アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド

「アンマッチド:バトル・オブ・レジェンド」は、さまざまな物語のヒーローがミニチュアになって登場し、決闘する、異種格闘技的なボードゲームです。基本的には2人用のゲームで、互いに1人ずつのヒーローを担当します。

サンクトゥム 日本語版
サンクトゥム 日本語版

「サンクトゥム」は、モンスターを倒しながらキャラクターを強化し、デーモン・ロードを討伐することを目指す「ハック&スラッシュ系」のボードゲームです。

リネイチャー 日本語版
リネイチャー 日本語版

「リネイチャー」は、汚染された渓谷を自然あふれる状態に復元することをテーマにした、陣取りタイプのボードゲームです。クラマー&キースリングの新作!

ラストオーロラ ~希望の船を追って~ 完全日本語版
ラストオーロラ ~希望の船を追って~ 完全日本語版

「ラストオーロラ ~希望の船を追って~」は、気候変動で極寒になった終末世界を舞台にしたボードゲームです。新たなサバイバー(生存者)を獲得し、チームを強化していきながら、デッドレースを繰り広げます!

アローン 日本語版
アローン 日本語版

「アローン」は、暗闇のなかを探索するプレイヤー1人と、脅威となって襲い掛かる他プレイヤーに分かれて遊ぶ、非対称性のSFサバイバルホラーゲームです。

チャーターストーン 完全日本語版
チャーターストーン 完全日本語版

「チャーターストーン」は、全12回のキャンペーンゲームを通してワーカープレイスメントゲームをつくっていくレガシータイプのボードゲームです。ゲームを繰り返し、開拓が進むにつれて、行ける場所が増え、実行できるアクションが充実していきます。

マリポーサ 完全日本語版
マリポーサ 完全日本語版

「マリポーサ」は、蝶の「渡り」をテーマにしたボードゲームです。ゲームデザイナーは「ウイングスパン」で様々な賞を総なめにしたエリザベス・ハーグレーブ氏。美しいアートワークと、テーマに沿ったゲーム性が魅力です。

タイトルとURLをコピーしました