評価
★ ★ ★ ★ ★
基本情報
人数 | 1~5人 |
---|---|
時間 | 120分 |
言語依存 | カードにテキストあり。日本語版が望ましい。 |
対象年齢 | 12歳以上 |
デザイナー | Jacob Fryxelius |
アートワーク | Isaac Fryxelius |
版元 / 販売元 | FryxGames アークライト ほか |
BGGのページはこちら | |
間違いやすいルールの解説はこちら |
テーマ
死ぬなら火星がいい。
スペースX社CEO イーロン・マスク
「テラフォーミング・マーズ」は、火星の開拓をテーマにしたボードゲームです。
人口が増え続け、資源が枯渇しかけていることを危惧した世界政府は、火星を開拓してくれる企業に莫大な支援金を出すと決定しました。
プレイヤーは企業の1つとなって、いくつもの世代に渡って続く、さまざまなプロジェクトに取り組んでいきます。
荒れた火星の地に海をつくり、森林を育て、都市を建設し、人が住める環境をつくっていきましょう!
ルールの解説~インストマニュアル~
Attention ! ※以下の内容は、2019年秋のゲームマーケットで頒布した『インストマニュアル』の「テラフォーミング・マーズ」の章と、ほとんど同じ内容です。基本的に、上から読み上げるだけでインストになります。 ただし、インストする人が「一度は遊んだことがある or ルールブックをひと通り読んでいる」という前提に立っています。最低限のルールは抑えておいてください。 ※個人的には、ブックマークに登録しておいて、ゲームを遊ぶ前日とかに流し読みする使い方が良いと思います。(めちゃくちゃ長いので、実際に全部読み上げるのは疲れるかもしれません…) |
「テラフォーミング・マーズ」は、海洋や緑地、都市といったタイルを配置したり、プロジェクトカードと呼ばれる手札を使ったりして、火星の3つのグローバル・パラメータ【海洋面積率】【酸素濃度】【平均気温】を上昇させていくゲームです。
グローバル・パラメータを上昇させるたびに、プレイヤーは、ボードの外周にある【TR】(Terraform rating:地球化指数)を1つ上げます。
【TR】は、勝利点(VP)であると同時に、プレイヤーの基礎収入でもあります。資金と資源を効率良く活用し、火星の開拓が完了するまでに、より多くの勝利点を獲得しましょう。
ゲームのセッティング
ゲーム開始時のセッティングについて、簡単に説明します。
- 9枚の海洋タイルを所定の位置に積み、【酸素濃度】と【平均気温】 のスタートマスに白キューブを置きます。また、ラウンド数(世代)を表す白キューブをTRトラックの「1」のマスに置きます。
- 初期の【TR】が「20」になるように、それぞれのプレイヤーマーカーを置きます。
- 各資源の産出量を「1」にします。ただし、企業時代のカードを使用する場合は「0」で設定します。
- ランダムに配られた企業カード2枚から1枚を選んで公開します。
- 選んだ企業カードに応じて、初期資金と初期資源を獲得し、産出量を修正します。
- ランダムに配られたプロジェクトカード10枚から、購入するカードを選択します。購入コストは1枚3MCです。購入しなかったカードは、裏向きにして共通の捨て札に置きます。
カードの選択は、ゲームのルールが分からないとできないので、インスト終了後にすると良いでしょう。
終了条件・勝利条件
3つのグローバル・パラメータがすべて満たされたラウンド(世代)でゲームは終了します。つまり、9枚の海洋タイルがすべて置かれ、酸素濃度が「14%」、平均気温が「+8℃」になることが、ゲームの終了条件です。
Point ! どれか1つが上限までいけば終わり、というタイプではないことを、きちんと伝えましょう。 |
最終ラウンド終了後、配置したタイル、プレイ済みのカード、称号、褒章による得点をTRに加えて計算し、勝利点(VP)のもっとも多かったプレイヤーの勝利です。
同点の場合は、より多くMC(メガクレジット:このゲームの通貨)を持っているプレイヤーの勝利です。
※ 最終ラウンド後の手順については、後述の「ゲームの終了・得点計算」の項で詳しく説明します。
ボードとプロジェクトカードの見方
テラフォーミング・マーズは、さまざまな情報がアイコンで示されているゲームです。ゲームの進行について話す前に、メインボードと個人ボード、プロジェクトカードに描かれているアイコンの意味を説明します。
メインボード
メインボードは、プレイヤーたちがタイルを配置していく共有のボードです。
タイルを置いた人は、マス目に描かれている配置ボーナスを獲得できます。
ただし、太い文字で名前のついている区画は、特定のタイルの【予定地】なので、対応するプロジェクトカードによってのみ配置できます。
ほかにも、タイルには以下のようなルールがあります。
Point ! 実際にタイルをボード上に置きながら説明しましょう。 |
- 海洋タイル……配置したらTR1上昇。青いマスであれば好きな場所に配置できますが、所有権はありません。配置後の海洋タイルは、以降に隣接して置かれたタイルに対して、2MCの配置ボーナスを与えます。効果は重複するので、2枚の海タイルに隣接するように置かれたタイルは、4MCのボーナスを受け取れます。
- 緑地タイル……配置したら酸素濃度1、TR1上昇。ただし、酸素濃度がすでに上限に達していて上げられない場合は、TRも上昇しません。可能な限り、自分に所有権のあるタイルに隣接して配置します。所有権のあるタイルがない、あるいは、盤面の状態で隣接して置けない場合は、好きな場所に配置できます。配置後は、プレイヤーマーカーを置いて所有権を主張します。ゲーム終了時に1VPになります。
- 都市タイル……ほかの都市タイルと隣接しては置けません。(ただし、プロジェクトカードの効果によっては、ほかの都市と隣接して置ける場合もあります。)配置後は、プレイヤーマーカーを置いて所有権を主張します。ゲーム終了時に、隣接している緑地タイル(所有権は問わない)1枚につき1VPになります。
- 特殊タイル……対応するプロジェクトカードを使って配置します。配置後は、プレイヤーマーカーを置いて所有権を主張します。
また、3つのグローバル・パラメータもメインボード上で確認できます。【酸素濃度】と【平均気温】はパラメータで、【海洋面積率】は9枚の海洋タイルの山で示されています。
【酸素濃度】と【平均気温】のパラメータには、ボーナス・ステップが描かれている箇所があります。ボーナスステップに到達するアクションを実行した人は、描かれているボーナスを得ます。
個人ボード
6つの資源(MC、建材、チタン、植物、電力、発熱)の保管場所と、産出量を示すパラメータがあります。
資源を獲得した場合、金属製の資源キューブを対応する保管場所に加えて、保有数を管理します。保有数に上限はありません。
また、資源の産出量が変化した場合、数字の書かれている場所のプレイヤーマーカーを動かして、パラメータを修正します。
産出量に上限はありません。もし産出量が「10」を超えた場合は、1つ目のプレイヤーマーカーを「10」に置いたまま、2つ目のプレイヤーマーカーで1の位を示します。
ただし、産出量の下限はあります。下限は、MCのみ「-5」で、残りの5種類は「0」です。パラメータが下限を下回るような行動はできません。
プロジェクトカード
プロジェクトカードは「テラフォーミング・マーズ」のメイン要素です。企業のパラメータを改善したり、勝利点を獲得する近道になります。
プロジェクトカードの内容が、ゲームの基本ルールと矛盾する場合は、カードの効果が優先されます。
Point ! 実際にカードを示しながら説明しましょう。 |
カードの左上に描かれている黄色のマークの数字は、プレイするために必要なコスト(MC)です。
右上に描かれている丸いアイコンは、カードの属性を表す【タグ】です。【タグ】にはさまざまな種類があり、それぞれのカードに0~3個付いています。
なかには「自分の場に〇〇のタグが2つ以上あること」など使用条件が指定されているカードもあるので、どのカードを使っていくかによって、方針が変わります。
また、茶色の【建物】タグと、黒色の【宇宙】タグには特殊ルールがあります。
【建物】タグのカードをプレイする際には、【建材】1つを2MCとして使用できます。同様に【宇宙】タグのカードをプレイする際には、【チタン】1つを3MCとして使用できます。
Point ! 【建物】タグと【宇宙】タグのコストの支払いについては、個人ボードを示しながら説明しましょう。 |
カードの右下に茶色の丸いアイコンがあるものは、ゲーム終了時に、描かれている数字が勝利点になります。
ラウンドの流れ
1ラウンド(世代)は、4つのフェイズで構成されています。
- 手番順フェイズ
- 研究開発フェイズ
- アクション・フェイズ
- 産出フェイズ
1の「手番順フェイズ」は、スタートプレイヤーが左隣の人に移り、世代マーカーが1つ上昇するだけの、いわゆる準備フェイズです。(1ラウンド目はスキップします)
2の「研究開発フェイズ」では、プロジェクトカードがランダムに4枚ずつ配られます。それぞれのプレイヤーは、手札に加えたいカードを1枚3MCで購入できます。カードの内容は購入前に確認できます。MCを支払えば、4枚すべて買うこともできます。購入しなかったカードは共通の捨て札に裏向きで置きます。
Point ! 配られたカードは無料で手に入るのではなく、3MCを支払って購入することをきちんと伝えましょう。(ゲーム開始時の10枚についても同様です) |
3の「アクション・フェイズ」は、ゲームの中心になるフェイズです。手札のプロジェクトカードをプレイしたり、タイルをメインボードに配置するといったアクションを、1~2回ずつ、順番に実行していきます。すべてのプレイヤーが「パス」するまで手番を繰り返します。
4の「産出フェイズ」では、産出量に応じて、個人ボードに乗っている資源が増えます。
「アクション・フェイズ」の手番にできること
ゲームの中心になる「アクション・フェイズ」の手番にできることを説明します。
「アクション・フェイズ」では、スタートプレイヤーから順番に、アクションを1~2回実行します。
アクションを実行せず「パス」を選択することもできます。
「パス」以降は、ラウンドから抜けることになり、手番が回ってきても、再びアクションは実行できません。
Point ! 「パス」を宣言した人は次のラウンドまでアクションを実行できないので、基本的には、やりたいことをすべてやってから「パス」を選んだほうが、有利になることが多いと伝えましょう。 (ただし、ゲームに慣れている人は、この限りではないです) |
手番でできるアクションは、次の7種類があります。
①手札1枚のプレイ
コストを支払って、手札のプロジェクトカードを自分の場にプレイします。プレイされたカードは、ゲーム終了時まで自分の前に残ります。
プレイに必要なコストは、カードの左上に書かれている黄色の数字分のMCです。
ただし、前述したとおり、茶色の【建物】タグのカードについては【建材】を2MCとして使えますし、【宇宙】タグにはチタンを3MCとして使えます。【建材】【チタン】を使用したことで必要コスト以上の支払いになったとしても、お釣りは出ません。
また、プロジェクトカードには、赤・緑・青の3種類があります。
赤は「イベント・カード」という使い捨てのカードで、プレイ後は裏向きに自分の前に置き、タグの効果もなくなります。
緑は「オートマチック・カード」で、同じくプレイ時にのみ効果を発揮するものです。効果はプレイ時に発動するだけですが、タグが残り続けるため、影響力が残ります。
青は「アクション・カード」で、プレイ後に継続して能力を発揮するものです。手番にアクションとして使用できるものもあれば、カードプレイのコストを継続して下げるような常時発動のものもあります。
カードの内容はアイコンで示されていますが、基本的にはテキストを読みましょう。とくに「*(アスタリスク)」のマークがついているカードは特殊な処理をするものなので、注意が必要です。
また、プレイ後のカード効果で、自分の場のタグの数を参照するような場合には、プレイしたカード自身についているタグも数えます。
カードの中には使用条件が指定されているものがあります。指定されたタグや産出量がない状態ではプレイできません。
ただし、以下の3つの例外があります。
- すでに上限に達しているグローバル・パラメータをさらに上昇させる場合 ⇒ グローバル・パラメータが上昇しないためTRは増えないが、カード自体はプレイできる。
- 自分が獲得できない資源を加える場合 ⇒ 微生物を獲得するのに、微生物を乗せるカードがない場合など。資源は獲得できないが、カード自体はプレイできる。
- 相手の資源などを攻撃するカードで、対象者がいない、または攻撃したくない場合 ⇒ ほかのプレイヤーを攻撃するかどうかを自分で決められるため、攻撃の内容を減らしたり、対象者なしにすることができる。
Point ! 上記の3つの例外については、初めて遊ぶプレイヤーはピンとこないケースが多いです。一応、説明はしておいて、ゲームが始まってからも適度にアナウンスすると良いでしょう。 |
②標準プロジェクトの実行
メインボードの左側に描かれている6種類の標準プロジェクトの1つを実行します。手番では2回までアクションをおこなえるため、同じ標準プロジェクトを連続して実行することも可能です。
- カードの売却
- 発電所の設置
- 温度上昇
- 海洋タイルの配置
- 森林タイルの配置
- 都市タイルの配置
Point ! 上記の標準プロジェクトについては、メインボードを示しながら説明すると良いです。アイコンで分かりやすく示されています。タイルを配置する際の条件や、配置後になにが起きるのかも、合わせて復習しましょう。 |
③称号の獲得
条件を満たしている状態で8MCを支払い、メインボードの左下に描かれている【称号】を1つ獲得します。
【称号】1つは、ゲーム終了時に5VPになります。
もしも獲得後に資源が減ったりして条件を満たさなくなったとしても、問題はありません。【称号】は獲得したままです。
獲得できるのは、全プレイヤーで3つまでです。条件さえ満たしているならば、同じプレイヤーが複数の【称号】を獲得することもできます。【称号】を獲得したプレイヤーは、自分のプレイヤーマーカーを対応するマスに置きます。
【称号】の種類と獲得条件は、次の通りです。
- 造星者:TRが35以上
- 総督 :所有権のある都市タイルが3枚以上
- 緑化匠:所有権のある緑地タイルが3枚以上
- 建設師:プレイ済みのカードの【建物】タグが8つ以上
- 創案主:手札が16枚以上
④褒章の設立
MCを支払って、ゲーム終了時のボーナスになる【褒章】を設立できます。
1つ目の設立の場合、コストは8MCです。ただし、2つ目には14MC、3つ目には20MCが必要です。
設立できる【褒章】の数は、全プレイヤーで3つまでです。同じプレイヤーが複数の【褒章】を設立することもできます。褒章を設立したプレイヤーは、自分のプレイヤーマーカーを対応するマスに置きます。
ゲーム終了時、設立済みの【褒章】で指定されている条件で首位のプレイヤーは5VP、2位のプレイヤーは2VPを獲得します。
だれが【褒章】を設立したかは関係ありません!(重要)
首位が複数人いる場合、当てはまる全員が5VPを獲得し、2位のVPは発生しません。また、首位が1人で、2位が複数人の場合は、2位全員が2VPを獲得します。
【褒章】の種類と、ゲーム終了時に獲得するための条件は、次の通りです。
- 開拓王:所有権のあるタイルの合計数
- 銀行王:MCの産出量(TRは含まない)
- 科学王:プレイ済みのカードの【科学】タグの合計数(イベント・カードは含まない)
- 温熱王:保有している【発熱】の資源数
- 採掘王:保有している【建材】と【チタン】の合計数
Point ! 「テラフォーミング・マーズ」を初めて遊ぶプレイヤーは【称号】と【褒章】を混同しやすいです。【褒章】は、設立しただけではVPにならないことをきちんと伝えましょう。 |
⑤自分の場にある青色のカードの「アクション」を実行
自分の場に、すでにプレイされている青色のカードの「アクション」を実行します。コストなどの指示は、カードの内容に従います。
各カードのアクションの実行回数は1ラウンドに1回だけです。「アクション」を実行したら、自分のプレイヤーマーカーをカードの上に置いて、使用済みであることを示します。プレイヤーマーカーは、産出フェイズに取り除きます。
⑥植物8を使って緑地タイルを配置
保有する【植物】資源を8個消費して、メインボードに緑地タイルを配置します。自分の所有するタイルがすでにある場合は、隣接するように置きます。
自分の所有タイルがなかったり、盤面の状態で隣接して配置できない場合は、好きな場所に置けます。(海洋マス、予定地マス以外)
配置ボーナスがある場合は獲得します。また、海洋タイルに隣接して置いた場合は、1枚の海洋タイルにつき2MCを獲得します。(海洋タイルの効果)
緑地タイルを配置したら、プレイヤーマーカーを置いて所有権を主張します。加えて、酸素濃度を1%上げ、自分のTRを1進めます。ただし、酸素濃度がすでに「14%」にあって上昇できない場合は、TRは進みません。
⑦【発熱】8を使って平均気温を上昇
保有する【発熱】資源を8個消費して、平均気温を1マス上昇させ、TRを1進めます。ただし、平均気温がすでに「+8℃」にある場合は、TRは進められません。(つまり、実行する意味はないです)
Point ! 手番でできることをすべて説明したら、理解できていない項目がないか確認すると良いでしょう。 |
産出フェイズについて
すべてのプレイヤーがアクション・フェイズで「パス」を選んだら、産出フェイズに移行します。産出フェイズは、次の順番で解決します。
- 保有している【電力】資源をすべて【発熱】資源に移動させる。
- 産出量に合わせて資源を獲得する。MCは、TR+MCの産出量を獲得する。
- アクションを実行した青色のカードからプレイヤーマーカーを取り除く。
ゲームの終了・得点計算
3つのグローバル・パラメータがすべて満たされたラウンドでゲーム終了です。
ただし、産出フェイズ後に、スタートプレイヤーから順番に、【植物】資源8を緑地タイルに変換して配置できます。(重要)
植物の産出量によっては、複数のタイルを配置することも可能です。ただし、酸素濃度は上がらないため、TRは進みません。
Point ! MCを緑地タイルに変換する「標準プロジェクト」ではないことに注意してください。あくまで、使用できるのは【植物】資源だけです。 |
緑地タイルの配置が終わったら、得点計算をします。
- TR=VP
- 獲得している褒章(1位5VP、2位2VP)
- 獲得している称号(5VP)
- 所有権のある緑地タイル(1VP)
- 所有権のある都市タイル(隣接している緑地タイル1枚につき1VP)
- プレイ済みのカードによるVP(イベント・カードを含む。ただし、イベント・カードのタグは除外)
TRトラックを使って上記を計算します。もっともVPの多いプレイヤーの勝利です。同点の場合は、保有しているMCの多いプレイヤーの勝ちです。
間違えやすいルール
「テラフォーミング・マーズ」はとても楽しいゲームですが、ルール量が多いため、プレイミスをしやすいです。
以下に、間違いやすいルールをまとめました。久しぶりに遊ぶ場合や、インスト後の復習に使ってください。
- 資源トークンは無限にあるものとして扱います。もしもコンポーネントが不足した場合は、ほかのもので代用してください。
- 手札、資源の保有数、産出量に上限はありません。産出量の下限は、MCが「-5」で、ほかは「0」です。
- ゲーム開始時に配られる10枚のカード、および、ラウンドの「研究開発フェイズ」で配られる4枚のカードは、1枚につき3MCで購入します。無料ではありません。
- 太字で名前のついているマスは「予定地」なので、通常の緑地や都市タイルは置けません。
- 所有権を示すためにプレイヤーマーカーを置かないのは、海洋タイルだけです。特殊タイルなどにも所有権はあります。(褒章「開拓王」に影響します)
- 「資源」と「産出量」のアイコンを混同しないように注意してください。茶色の太枠で囲まれているアイコンは「産出量」を表しています。
- 海洋タイルに隣接するようにタイルを配置したら、2MCの配置ボーナスを得ます。2枚の海洋タイルに隣接するように置けば、4MCもらえます。配置するタイルの種類は問いません。
- 緑地タイルは、すでに置かれている自分のタイルに隣接して配置します。
- 都市タイルは隣接して置けません。ただし、プロジェクトカードによって例外が起きることもあります。
- 「建材」は、建設タグのカードをプレイする際に2MCとして使えます。同じように「チタン」は、宇宙タグのカードをプレイする際に3MCとして使えます。支払いがオーバーしても、お釣りは出ません。
- 条件を満たせないようなカードプレイはできません。例えば、電力産出量「0」のときに、電力産出量を「-1」するような場合です。
- カードの効果でタグを数える場合、プレイしたカード自身のタグも含めます。
- イベントカードは、プレイ後に裏返しに置くので、タグとしての機能はなくなります。ただし、カードの持つVPはゲーム終了時にカウントします。
- 青色のカードの「アクション」は1ラウンドに1度しか使えません。
- 保有している【電力】資源は、産出フェイズの初めに【発熱】に変わります。このため、新しいラウンドの初めに、産出量以上の【電力】資源を持っていることはありません。
- 産出フェイズで受け取るMCは、TR+MCの産出量です。
- 2~5人プレイの場合、ラウンドの開始時に動かす世代マーカーに特別な意味はありません。プレイ経過時間の目安程度のものです。
購入できるサイトは?
「テラフォーミング・マーズ 完全日本語版」は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。
コメントする