ローゼンケーニッヒはどんなボードゲーム?|The Rose King

ローゼンケーニッヒのプレイ風景終盤ボードゲームの紹介

ローゼンケーニッヒ

ローゼンケーニッヒ日本語版のボックスアート
8.7

おもしろさ

9.3/10

遊びやすさ

9.7/10

リプレイ性

8.3/10

コンポーネント

8.7/10

入手のしやすさ

7.3/10

良いところ

  • ルールが簡単で説明しやすいのに面白い
  • 全体的におしゃれ
  • 共通の盤面で遊ぶので「ボードゲームを遊んでいる感」がある

悪いところ

  • ペア戦の4人ルールもあるが、基本的に2人専用
  • 複数のバージョンのパッケージがあるので購入に戸惑ってしまう
  • 捨て札をリシャッフルするのが少し面倒

    おもしろさ

    遊びやすさ

    リプレイ性

    コンポーネントの質

    入手のしやすさ

    「ローゼンケーニッヒ」はどんなボードゲーム?

    プレイ人数2人
    プレイ時間30分
    言語依存なし
    対象年齢10歳以上
    デザイナー Dirk Henn
    アートワーク Tanja Donner
    Anke Pohl 他
    版元 / 販売元db-Spiele
    KOSMOS
    リゴレ
    BGGのページはこちら

    ゲームの概要

    ローゼンケーニッヒのボックスアート

    「ローゼンケーニッヒ」は、バラ戦争をテーマにした2人用のボードゲームです。

    舞台は中世のイングランド。プレイヤーは、赤薔薇のランカスター家、白薔薇のヨーク家に分かれて、陣取りゲームを繰り広げます。

    ルールはかなり簡単です。メインボード上にある共有の「王冠」を動かすことで、到着したマスを自分の陣地にできます。ゲーム終了時、より広い陣地を獲得できていたプレイヤーが勝者です。

    デザイナーは「アルハンブラ」や「将軍」などで知られるユーロゲーム界の巨匠ディルク・ヘン氏。

    「ローゼンケーニッヒ」の初出は1992年で、これまでに何度も版を重ねてきた名作です。2021年2月13日に、横浜のボードゲームショップ「リゴレ」より日本語版が発売される予定です。

    共通の王冠コマを動かす

    ローゼンケーニッヒのプレイ風景(序盤)
    ゲーム序盤の様子

    「ローゼンケーニッヒ」では、陣地を得るために共通の王冠コマを動かしていきます。

    ゲーム開始時、王冠コマはメインボードの中央にあります。

    そして、それぞれのプレイヤーの手札になるカードには、剣と、ローマ数字が描かれています。これをプレイすることで王冠コマを動かせます。

    カードに描かれた剣は8つの方角(東・西・南・北・北東・南東・南西・北西)のどれかを指しています。カードをプレイすると、描かれた方角に向けて、数字の分だけ王冠が動くわけです。

    王冠が止まった位置に自分の色のコマを置き、領土を示します。赤薔薇プレイヤーなら赤、白薔薇プレイヤーは白ですね。この陣地を広げていくのが基本的な方針です。

    (※東西南北の向きの判断は、ボードとカードに描かれている王冠に合わせてします)

    ゲーム終了時の得点計算は繋がっている土地の数で掛け算するため、ばらばらな陣地では弱いです。

    手札は常に公開状態!

    ローゼンケーニッヒのカード
    自分の選択肢は常にさらされている!

    「ローゼンケーニッヒ」のとくに面白いところは手札が常に公開されていることです!

    自分の選択肢は相手に筒抜けですし、言い換えれば、相手の取れる行動を先読みできます!

    「ローゼンケーニッヒ」では、基本的に、すでに他のコマが置かれているマスには王冠を動かせません。また、メインボードの外に出てしまうようなカードプレイも不可能です。

    これらのことを考慮して1手先2手先を読めば、相手に「パス」を強いることができます!この読み合いが最高にシビれます(笑)

    ローゼンケーニッヒのプレイ風景終盤

    また、カードの「プレイ」と「ドロー」が別々のアクションになっているのも面白いです。自分の手番には1アクションしか実行できないので、手札の公開とあいまって読み合いを熱くしています。

    ちなみに、プレイヤーは1つの山札を共同で使います。カードドローによる運はもちろんありますが、デッキが共通のものなので幸運も不運もフェアです。

    ゲーム中に4回だけ使える特殊カードあり

    ローゼンケーニッヒの特殊カード

    「ローゼンケーニッヒ」では、それぞれのプレイヤーは4枚の特殊カードを持ってゲームに参加します。

    この特殊カードは通常の手札と同時に使用することで、止まった先の相手のコマを自分の色に変えることができます!

    上手く活用することで、相手の読みをかいくぐれるため、非常に重要なカードです。

    とにかく人は特殊アイテムを温存しがちですが、わずか30分で終わるゲームなので、機を逃さないようにしましょう(笑)

    ローゼンケーニッヒのゲーム終了の様子
    ゲーム終了時の様子

    「ローゼンケーニッヒ」のユーザーレビュー

    最高の2人用ゲームです!ジャイブル、タルギ、ハイヴなど、2人用ゲームには名作が多いですが、僕はローゼンケーニッヒが1番好きです。
    分かりやすいルールですが、ゲーム性はとても高い。
    深みのあるアートワークも素敵で、優雅な雰囲気があるので、女性と遊ぶときも喜ばれます。手札がオープンで接待プレイしやすい、時間も20分ちょっとで終わるというのも便利です。

    勝てない!けど楽しい!!ここぞというタイミングで騎士カードを出せると最高です。
    相手を罠にハメると「やった!」ってなるんですが、当然、同じようにやられることもある(笑)
    運だけじゃなくて、上手くやれた、っていう感じがあるのが好きなのかもしれません!よく遊びます。

    「ローゼンケーニッヒ」の関連ツイート

    Twitterのプレイ投稿をご紹介します。

    ゲーマーからビギナーまで、広い層に親しまれているようです。共通の盤面で遊ぶので、写真にも映えますね!

    「ローゼンケーニッヒ」を購入できるお店は?

    「ローゼンケーニッヒ」は、Amazon楽天市場駿河屋で購入できます。

    いくつかのバージョンがあるので、お好きなものを買うと良いでしょう。ちなみに、リゴレさんから出る日本語版は楽天で予約できます。

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