基本情報
人数 | 2~4人 |
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時間 | 20分 |
言語依存 | なし |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Wolfgang Warsch |
アートワーク | Oliver Freudenreich |
版元 / 販売元 | Nürnberger-Spielkarten-Verlag (NSV) アークライト |
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ゲームの概要
「ザ・マインド:エクストリーム」は、ほかのプレイヤーとの無言のシンクロを楽しむ、協力型のカードゲームです。
「フランス年間ゲーム大賞2019」などを受賞し、テレビ番組「ガキの使いやあらへんで」でも遊ばれた傑作カードゲーム「ザ・マインド」の高難易度バージョンです。
手番プレイヤーの概念がなく、全員の持っている手札を数字順になるように場に出していく、ただし言葉や身振りによるコミュニケーションはいっさい禁止、などの基本的なルールは変わりません。
レベルやライフ、手裏剣といった要素もそのままです。
ただ「ザ・マインド:エクストリーム」では、プレイする場が2ヶ所に増えます。
1~50のカードを2デッキ使う
もともとの「ザ・マインド」では、1~100のカードをレベルに合わせて配り、昇順、つまり数字が大きくなるようにプレイすることが求められました。
一方「ザ・マインド:エクストリーム」では、カードの数字が1~50に減り、代わりに「白」と「赤」の2種類のカードがあります。そのうえ、プレイする場所が「白」と「赤」で分かれました。(白のカードは白の場に出し、赤のカードは赤の場に出します)
白のカードは「ザ・マインド」と同じように昇順にプレイしていきますが、赤は降順、つまり50から1に向かって小さくなっていくように出します!
プレイの仕方 | |
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白のカード | |
赤のカード |
セッティングの段階では「白」と「赤」のデッキを混ぜて100枚の束にしてしまうので、どのプレイヤーがどちらの色のカードを持っているかは分かりません。
つまり、これでなにが起きるかというと…
「ザ・マインド」の要領でほかのプレイヤーを探っても「あの人はプレイしたいようだが、いったいどっちの色のカードだ?」という、新しい疑問が湧いてきます。
これが「エクストリーム」である第1のゆえんです。
レベル3からはカードが裏向きになる
「ザ・マインド:エクストリーム」をさらに難しくしているのは、レベル3から適用される「白のカードを裏向きに出すこと」といったブラインドのルールです!
全員の手札がすべてプレイされるまで、指定されたデッキのカードの成否は確認できません。手札のプレイが終われば、カードを表向きにします。間違った順番で出しているもの1枚につき1ライフを失います。
すべての手札を出し終わるまで順番を確認できないので「本当に白はちゃんと出せているのか?」「このカードって、本当にまだ出さないほうが良い?」と、強い疑惑に襲われることでしょう(笑)
(ちなみに、両方のカードがブラインドになるレベルもあります)
Twitterの関連投稿
Twitterの関連投稿をご紹介します。
執筆時は日本語版の発売前ですが、すでに海外版が流通していたため、遊んだことのある人もいるようです。難しそうで、面白そうです!
【小箱探訪】ザ・マインド・エクストリーム。元々難しい感覚(間隔)共有協力ゲームが、もう果てしなく難しくなって再登場。もはや競技のよう。カードをブラインドで出すオカルティックなバリエーションはハプニング誘発でパーティー。○ pic.twitter.com/PS98NTOA7j
— オビ湾 (@BenTatooine) April 17, 2020
ザ・マインド・エクストリーム
— G.R.D (@GRD20160318) April 24, 2020
3人で挑戦。Lv6で轟沈。Lv7で轟沈。#TheMindExtreme pic.twitter.com/5Aw2ZWa4ZM
ザ・マインド・エクストリームを初プレイ。全員黙って小さい数のカードから場に出していく不思議な協力ゲームの上級編。これ超面白い!なんで思いつかなかったんだ…。数字が白と赤の2色になっただけなのに。これはアイデア賞ですね。 pic.twitter.com/ZC3seJ9v7r
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) January 10, 2020
購入できるお店は?
「ザ・マインド:エクストリーム 日本語版」は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。
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