評価
★ ★ ★ ★ ☆
基本情報
人数 | 2~4人 |
---|---|
時間 | 10~20分 |
言語依存 | なし |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Charles Chevallier |
版元 / 販売元 | Matagot Asmodee Pegasus Spiele ほか |
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ゲームの概要
カプチーノは、ラテアートをテーマにしたオシャレなボードゲームです。
ルールはとても簡単で、小学生の子どもでも遊べます。
カプチーノで使うのは、ラテアートがあしらわれた4種類のコーヒーカップ状のコマです。
コマの底の部分が六角形になっていて、ゲームを始める前に、辺と辺をくっつけてテーブルに並べます。このとき、なるべくそれぞれのアートが入り乱れるように配置すると、ゲーム性が上がります。
セッティングが終われば、カップのなかから1種類を選び、自分の担当のコマにします。(3人で遊ぶときは、3種類だけをゲームに使います)
自分のカップを隣に動かす
自分の手番にすることはとても簡単で、担当しているコマをどれかひとつ、辺が接している隣のカップに被せるだけです。
ただし、隣であっても「自分よりも高いカップ」には被せられません。
以降、被せて大きくなったカップは、下のものも含めて自分が占有している扱いになります。大きくなったカップを動かす際は、下のものも一緒に動かします。
つまり、一手一手カップを積み上げていき、より大きく高くなったカップほど「強い駒」になります。
互いの辺が接していることがカップが移動できる前提条件なので、ゲームが進んでいくと動かせる場所が減っていきます。
カップの移動が、攻撃であり、相手に攻撃されないための回避行動でもあるので、カプチーノは実は「陣取りゲーム」なのです。
カップを動かせなくなったらゲーム終了
全員が「もうこれ以上カップを動かせない!」という状態になったら、ゲームは終了です。
自分の駒が一番上にあるカップの集まりをすべてまとめてしまい、1本の巨大な塔にします。より塔が高くなったプレイヤーの勝利です!
たくさんのカップを占有していた人ほど塔は高くなるので、わざわざ点数計算をしなくても、ゲームの勝者が分かります。ナイスデザインです。
2人プレイ用バリアントルールと上級ルール有り
カプチーノには2人用に「1人が2種類のカップを担当する」 というバリアントルールがあります。しかし「得点計算に使うのは1種類だけ」です。
この2人用ルールで遊ぶと「相手に取られないために動かしたけど、自分の点数にもなっていない」という状況が生まれ、戦略性が増します。2人で遊ぶならおすすめです。
また、カップの初期配置の段階から一手ずつプレイしていく「上級ルール」もあります。つまり、セッティング終了までが前半戦になり、それから通常どおりのゲームを遊ぶわけです。
個人的には、10~20分で遊べることがカプチーノの魅力だと思うので、上級ルールはあまりおすすめしません。
Twitterのプレイ投稿
Twitterのプレイ投稿をご紹介します。「可愛い」「おしゃれ」という意見が多く、なかには本物のラテアートと一緒に写真を撮っている人もいます。
カプチーノ ってボードゲームさん!
— ピカリ@7/6ナナライLV 7/8マンラバ (@asapon0130love) 2016年5月6日
可愛いです꒰ᵕ⑅̆ᵕ꒱#フジノス pic.twitter.com/5sVVQ9UanS
カフェでやるべきボードゲーム「カプチーノ」#卓と棚 #中村屋 #カプチーノ pic.twitter.com/l8d1M3q1Nv
— タクト@ボードゲームカフェJOGO (@tact74) August 24, 2017
カプチーノ(ボドゲ)とコラボ! pic.twitter.com/tdgjWfB8GA
— ൠよすずൠ (@HechoBoard_YSZ) 2016年8月18日
感想
「カプチーノ」はすべての情報が開示されている、いわゆる完全情報ゲームです。が、不思議と重苦しさを感じないデザインになっています。
ゲームが進むにつれて盤面が整理されていき「あ! あそこ負けてる!」とすぐに気が付けるのがいいのかな、と思います。
短時間で遊べるため「もう一回やろう」と言ってもらいやすい作品です。
個人的な話ですが、友人の子ども(小学2年生と5年生の兄弟)がとても気に入っていて、会うたびに「遊ぼう」とせがまれていた思い出があります。(仕事の都合で遠くに来てしまいましたが、いつかまた彼らと遊びたいものです)
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