「パンデミック:ホットゾーン」はどんなボードゲーム?通常版との違いは?

ウイルスボードゲームの紹介

基本情報

人数2~4人
時間30分
言語依存あり。日本語版が望ましい。
対象年齢8歳以上
デザイナーMatt Leacock
アートワークDan Gerlach
Atha Kanaani ほか
版元 / 販売元Z-Man Games, Inc.
ホビージャパン
BGGのページはこちら

トム・レーマン氏のご協力に深く感謝いたします。

「パンデミック:ホットゾーン」ルールブックより(拙訳)

ゲームの概要

「パンデミック:ホットゾーン」のボックスアート
出典:http://hobbyjapan.co.jp/

「パンデミック:ホットゾーン」は、北米大陸に広がりつつある感染症の根絶をテーマにした、協力型のボードゲームです。

全世界に広がる感染症の流行を扱ったベストセラー「パンデミック:新たなる試練」の内容をもとに、舞台を北アメリカだけに絞り、バランスやシステム面が調整されました。

拡張セットではなく、完全新作なので「ホットゾーン」単体で遊べます。

ゲームの舞台がコンパクトになったことにあわせて、ルールが分かりやすくなり、プレイ時間も30分前後と短くなったのが特徴です!

一方で、追加要素の「危機カード」を導入することにより「新たなる試練」にはなかった高難易度でも楽しめるようになっています。

(「危機カード」は、2回目以降のプレイで使用することを推奨されています)

通常版「パンデミック」との違いは?

「パンデミック:ホットゾーン」のプレイ風景
出典:https://www.zmangames.com/ (英語版)

「パンデミック:ホットゾーン」と「パンデミック:新たなる試練」の主な違いは、以下の5点です。

  1. 病原体が4種類から3種類に減った
  2. 都市の数が半数になった
  3. 調査基地を作れない
  4. 治療薬が完成しても「根絶」はできない
  5. 「危機カード」を入れることで難易度がかなり上がる

ほかにも「手札が公開情報になった」などの細かい変更点はありますが、すべて挙げるとキリがないので割愛します。

ちなみに、勝利条件と敗北条件についての変更はありません。

勝利条件
・病原体の治療薬をすべて完成させる。
敗北条件
・アウトブレイクトラックが最後のマスまで進む。
・病原体キューブが足りず配置できない。
・山札が足りずカードを引けない。

以下では「ホットゾーン」と「新たなる試練」の5つの主な違いについて、解説します。

病原体が4種類から3種類に減った

「パンデミック:新たなる試練」では4種類だった病原体が「ホットゾーン」では3種類に減っています。

(※新型コロナウイルスの流行の情勢を踏まえてか、病原体に名前はついていません)

病原体の種類が減ったことで、当然、作るべき治療薬は3つで済むようになりました。

都市の数が半数になった

「パンデミック:ホットゾーン」のメインボード
出典:http://hobbyjapan.co.jp/

「パンデミック:ホットゾーン」では、都市の数が「新たなる試練」の半分になりました。

都市の数
ホットゾーン
24
新たなる試練
48

都市の数が減ったことによる影響は、端的にいうと以下の2点でしょう。

  • プレイヤーがウイルスに対応しやすくなった
  • 山札がなくなる(=敗北)までの猶予が短くなった

都市の数が減れば、その分、プレイヤーの使えるカードの数も減るので、タイムリミットが早くなります。

ちなみに「ホットゾーン」では、敗北条件に関係するほかの要素についてもかなり大きな修正がされています。表にまとめたので、参考にしてください。

ホットゾーン新たなる試練
都市
24
48
病原体キューブ
48
96
アウトブレイク許容回数
3回
7回

※「ホットゾーン」の場合、4回目のアウトブレイクで敗北です。

調査基地を作れない

「パンデミック:ホットゾーン」では、調査基地を作ることができません。調査基地は、初期配置場所であり、CDC本部がある「アトランタ」だけです。

このため、治療薬を作るためには「アトランタ」に戻る必要があります。

また「新たなる試練」では使えていた【調査基地から調査基地への移動】というアクションもなくなりました。

これらの変更点は、エリアが狭くなったことに合わせたものと思われます。一方で、アクションの選択肢が減ったことで、初心者でも遊びやすくなっていそうです。

「パンデミック:ホットゾーン」のコンポーネント
出典:https://www.zmangames.com/ (英語版)

治療薬が完成しても「根絶」はできない

「ホットゾーン」では、治療薬が完成したあとでも、ウイルスを「根絶」させられません。

(※「新たなる試練」には、治療薬を完成させ、マップ上の対応するキューブを取り除くと、以降はウイルスが発生しなくなる「根絶」というルールがありました)

治療薬が完成してもアウトブレイクの危機は残っているので、最後までスリルのある展開を楽しめそうです。

「危機カード」を入れることで難易度がかなり上がる

「パンデミック:ホットゾーン」のもっとも大きな特徴は「危機カード」の存在です。

「危機カード」は「エピデミックカード」と同じように、山札のなかに混ぜて使うプレイヤーにとってのデメリットカードです。

「パンデミック」シリーズには、プレイヤーに大きなメリットを与える「イベントカード」があります。「危機カード」は正反対の位置づけと考えて良いでしょう。

山札から引かれた場合「エピデミックカード」と同じように、自動的に処理されます。(処理後、追加のカードは引けません)

例えば「物流障害」という危機カードには「感染カードを引くステップを2回解決する」という効果があります。プレイヤーの手番が1回減るようなものなので、かなりの痛手です。

(※英語版を見ての拙訳なので、カード名などは商品と違うと思います)

「パンデミック:ホットゾーン」には、これらの「危機カード」が計7枚入っており、ランダムに3枚or6枚を加えることで、ゲームの難易度を上げられます!

ノーマルなルールでクリアしたあとは、使ってみると良いでしょう。

購入できるお店は?

「パンデミック:ホットゾーン 日本語版」は、Amazon、または、駿河屋で購入できます。

駿河屋通販ならレアなボードゲームが見つかるかも!

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