評価
★ ★ ★ ★ ★
基本情報
人数 | 1~6人 |
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時間 | 20分 |
言語依存 | なし |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Uwe Rosenberg |
アートワーク | Klemens Franz |
版元 / 販売元 | Lookout Games ホビージャパン ほか |
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テーマ
「パッチワーク:ドゥードゥル」は、2人用ゲームとして人気の高い「パッチワーク」を題材にした、大人数で遊べる紙ペンゲームです。
さまざまな形の布をつぎはぎして、見た目の美しいキルトを作り上げましょう。
とはいえ、ドゥードゥル(Doodle)は「いたずら書き」という意味の英語です。
難しいルールはやめ、紙のうえにパッチワーク模様をデザインしていく「いたずら書き」を楽しみましょう!
ルールの概要
「パッチワーク:ドゥードゥル」は、専用のプレイシートにパッチワーク模様を描いていくゲームです。
初めに、プレイヤーはシートを1枚ずつ受け取ります。
簡単にいうと、このプレイシートを指定された図形を使って埋めていくゲームです。シンプル!
指定された図形を全員が使用する
プレイシートを埋めるのは、テトリス風の図形です。
山札を中心に8枚のカードがめくられており、ダイスを振ってミープル駒を移動させ、止まった場所の図形を全プレイヤーが使用します。
図形は、回転させたり、反転させたりしてもOKです!
色鉛筆やマーカーなどを使って、プレイシートに描きこみましょう。
1つめの図形だけはプレイヤーごとに違う
「パッチワーク:ドゥードゥル」では、基本的に全員が同じ図形を使用するため「みんな同じ展開になるんじゃないの?」という心配があります。
これを回避するために、各プレイヤーには「スタートカード」というものが配られます。「スタートカード」には、最初の1つめに描く図形が指定されています。
どの「スタートカード」で始まるのかで図形を埋めていく方向性が変わるため、自然と、ほかのプレイヤーと違う展開になります!
得点計算はゲーム中に3回
単にマスを埋めていくだけでは面白みに欠けるので「パッチワーク:ドゥードゥル」では、ゲーム中に3回の得点計算が発生します。
詳しい説明は省きますが、基本的に、より大きな正方形(4×4マス、5×5マスなど)の集まりを作っているプレイヤーは、点数が大きくなります。
反対に、いびつな形になっていたり、穴が開いていたりすると、点数は伸びません。
決算のタイミングは、8枚の図形カードのうち6枚が使用されたら、です。
なるべくおおきなブロックになるように、パズルを楽しみましょう!
ゲーム中に1度だけ使用できる特殊アクションあり
また、ゲーム中に1度だけ使用できる、4種類の「特殊アクション」があります。内訳は以下の通りです。
- ミープルの隣の図形を選択できる
- 1マスを埋める
- 図形の一部をカットする
- 使用済みの特殊アクションをもう一度だけ使う
特殊アクションは、ゲーム中に、好きなタイミングで使用できます。「いつ、どのように使うか?」の見極めがゲームを盛り上げてくれます。
使用したアクションにはチェックマークを入れるので、間違って2度使ってしまう心配はありません。
ちなみに、使用せずにゲームを終了してもボーナス点にはなりません。気にせず、ガンガン使いましょう!(笑)
Twitterのプレイ投稿
Twitterのプレイ投稿をご紹介します。短時間で終わるゲームなので、ちょっとした時間調整に活用する人が多いようです。カラフルなプレイシートが素敵ですね。
待ってるあいだに『パッチワーク:ドゥードゥル』。お手軽でよい! pic.twitter.com/CmzJgnicqV
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) May 18, 2019
なんかいめだ
— 触覚かるた (@ShokkakuKRT) September 1, 2019
パッチワークドゥードゥル pic.twitter.com/AXlZxYwme9
パッチワーク:ドゥードゥル(Patchwork: Doodle)
— かっつん@9/22(日)JOKERでポーカー (@teireisen) June 3, 2019
色鉛筆の減りが凄いので、鉛筆削りないと複数回遊べないかも。
パッチワークというよりテトリスかと。 pic.twitter.com/ZUCg0OS5L2
感想
個人的には、本家の「パッチワーク」よりも「パッチワーク:ドゥードゥル」のほうが好きです。
色鉛筆でマス目を埋めていると、なんとなく幼少時代を思い出して、なつかしい気持ちになります。「自分のパッチワーク」を作っている感じがあって、とても良いです。
とはいえ、ゲーム性がかなり違うので、本家の“読み合い”が好きな人には物足りないかもしれません。「~ドゥードゥル」は、あくまで、お手軽にパズルを楽しめるゲームですね。
箱絵のプレイ人数が「1~6人以上」と不思議な表記になっているように、基本的に何人でも遊べます。今回は7人で遊びました。シンプルなので、小学生でも楽しめることでしょう。
プレイシートは冊子になっていて、かなり枚数があります。消耗を気にする心配はなさそうです。
ただ、欠点は、付属している色鉛筆の質がイマイチなことです。薄すぎて使い勝手が悪いので、100均ショップで別途購入したほうが良いかもですね。
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